最近、様々なものが値上がりしています。
食品・電気代・ガソリン代・外食の価格など生活に密着したものばかりのため、
「思ったよりも支払いが多いなあ」と感じる機会も多いですよね。
そこで今回は値上がりが気になったときに、まずやるべき基本的な対策3つについて解説します。
簡単にできるけど大切な基本的なことについて書いていますので、ぜひ、最後まで読んでみて下さい。
値上げラッシュの理由
そもそもなぜ、値上げラッシュが起きているのでしょうか。
原因は様々で
- ロシアのウクライナ侵攻の影響による原油高
- コロナ渦で人員不足になっている物流の人件費の影響
- 原材料費の高騰
- 急速に進んでいる円安
など多くの要因が絡み合ったからだと言われています。
「食品の値上げラッシュ」はなぜ起きた!?
引用元:Yahoo!ニュース
値上げはこれからも続くという報道もあるので、家計を守るために何らかの対策はした方が良さそうです。
ものすごく大事な基本的な考え方2つ
これだけ多くの品目が値上げされると「何か今までとは違う対策をしないと、経済的に厳しくなるのでは?」と心配になりますよね。
対策案が本当にたくさんあるのですが、基本中の基本の考え方は以下の2つです。
1.支出を抑える
まずは無駄な支出がないか、確認をすることが大切です。
何となく入ってしまうカフェのドリンク代・あまり観ていない動画のサブスク代などがないか確認してみましょう。
1回の支払いは数百円だとしても、1年分に換算すると結構なまとまった金額になります。
ドリンク1杯の代金が今夜のメインディッシュの材料代と一緒くらい・・・と考えてみると、ドリンク台の数百円に対する思いが変わってくるかもしれませんね。
以前は必要だったけれど今はそんなに必要がない出費の発見のために、一度、棚卸をしてみることをおすすめします。
2.収入を増やす
値上げラッシュ前よりも収入が増えれば、値上げされた商品を今まで通り購入しても経済的に影響がない、という考え方です。
「そんなのあたりまえじゃん!収入が増やせるなら苦労しないよー」と思われましたか?
収入をすぐに増やすことは簡単にできることではありませんが、節約などの支出を抑える対策には限界があります。
無駄な支出を抑えることと同時に、ゆくゆくは収入が少しでも増やせるように副業などの準備をしておきましょう。
無理のない節約の方法3つ
家計の見直しと言えば節約!ですよね。
節約にはいろいろな方法がありますが、ここではまず抑えておくべき3つの項目について解説します。
1.食費を見直す 目安は手取りの15%
ゼロにするわけにはいかないし、ついつい使ってしまっているのが食費です。
無駄な買い物をしないために、スーパーに行くときは
などの対策をするようにしましょう。
おなかが空いているときに「今日は何を買おうかなあ」とふらりとスーパーに行き、迷いながら店内を何周もする、というのは最も危険な行為です!
私はこの対策を実践するようになってから、ずいぶん無駄なものを買わなくなりました。
それでもまだレジで並んでいるときについ、レジ前のお菓子などを買ってしまうこともあります。
お店側が考えた「つい買いたくなる」陳列の誘惑には負けないようにしましょう。
ちなみに、一般的に食費は手取りの15%程度に抑えるのが良いとされています。
既に手取りの15%以下で予算を組んでいて毎月予算内でやりくりしている、という場合は食費以外の項目で出費の見直しをしましょう。
2.固定費を見直す 携帯代は格安SIMなどの活用を!
毎月、必ず支払っている
- 携帯代
- 電気代
- アプリや動画配信サービスのサブスク代
などの固定費は、今までと違うプランや契約会社を変更することで支払金額を下げることができる場合があります。
携帯代なら格安SIMの会社のプランを、電気代はエネチェンジなどの電気代比較サイトを利用して今より安く使える方法がないか調べてみましょう。
私は数年前から携帯は格安SIM、電気代は新規参入の会社と契約していますが、変える前と全く変わりなく利用できていて今のところ不都合を感じたことはありません。
変えてみてダメだなと思ったら戻せばいいことなので、一度、契約先の変更をしてみることをおすすめします。
3.使途不明金を見直す
お金を使ったときに、何に使ったかを記録しておく習慣はありますか?
ない!という場合は「なんか毎月、月末になるとお金が足りない」という状況ではないでしょうか。
個人や家庭だから「なんか足りないなあ」ということで済んでいますが、これが会社だったら?と考えてみましょう。
会社の予算が毎月、何に使われているか記録がなく、気が付いたらなんか足りない・・・。
この状況はまずいですよね。
家計管理には、自分や家という「会社」を経営しているという感覚を持つことが大切です。
今は無料で使えるシンプルな家計簿アプリをたくさんありますので、まずは「食費」「お小遣い」「日用品」「その他」くらいのざっくりしたカテゴリーで管理してみましょう。
まとめ
とてもシンプルですが、収入を増やすための準備をしつつ無駄な支出を抑えることが続けていければ有効な対抗策となります。
続けていくことが大切ですので、精神的に無理のない範囲で楽しみながら実行していきましょう。
時々は自分を甘やかして、家計にダメージの少ない範囲で散財をすることもストレスマネジメントの一環として大切です。
バランスを上手に取りながら、値上げラッシュの波を一緒に乗りこなしていきましょう!!